皆さんは「SUPER BEAVER」というバンドをご存知だろうか。
名前だけ聞いたことある、数曲聞いたことあるけど詳しくは知らない。
今回はそんな人に向けて私が大好きなバンドの魅力をただひたすらお伝えする記事を書いてみようかと思います。
どんなバンドか気になっている、今度ライブに行ってみようと思っている人などは是非最後まで読んでください。
私が思う「SUPER BEAVER」の魅力3つ
心に響く歌詞
魅力1つ目はなんといっても心に響く歌詞です。
少しでも曲を聴いた人はわかると思いますが曲自体はいわゆるバンドサウンドで激しくノリが良い曲が多いのですが歌詞にも注目してみると自分自身が悩んでいることや人生で大事なことを歌っていることに気づくと思います。
作詞を主に担当しているのがギターの柳沢亮太さんです。トップ画像の一番右側の人ですね。ライブ中は激しく動き回っているんですがそのイメージとは裏腹に歌詞がとても繊細でストレートなんですがありきたりではなく、人の弱さや人生の素晴らしさを独自の世界観で表現されています。
またSUPER BEAVERの曲は基本的に全て日本語詞で英語が使われていないのでよりストレートに入ってくるのも特徴と言えます。
サブスクが主流となった昨今でCDを買って歌詞カードを見ながら曲を聴くなんてことはしなくなってしまったかもしれませんが是非一度「ながら聴き」ではなく歌詞を追いながらじっくり聴いてみてください。感じ方が変わるかもしれません。
ライブMCは道徳の時間
2つ目の魅力は「ライブMC」です。
主にボーカルの渋谷龍太さんがMCをされるんですがライブ中よく「あなた」という言葉を使います。これは「あなたたち」という不特定多数に向けて歌っているわけではなく「あなた」という個人に向けて歌っていますよという意思表示だと私は思っています。
実際にMCの内容もただ楽しいだけのものではなく、自分たちが大事にしている信念やライブや音楽に懸ける熱い想いをストレートに話されています。台本があるのかは分かりませんが嘘偽りない言葉なので心に響きすぎるぐらい響いてしまってMC中に泣いてしまいそうになります。
MCを聴いているとこれから先の人生も頑張っていこうと思える、そんな素敵なMCなので是非一度ライブに足を運んでみてください。
デビューまでの道のり
結成は2005年4月で、その後2009年6月にメジャーデビューを果たすのですが思うような活動に繋がらず、2011年に所属事務所・レーベルを離れ再びインディーズとして活動することとなります。
年間100本のライブ活動を続け、10年間もの間インディーズで活動を続け、結成15周年を迎えた2020年に異例の再メジャーデビューを果たします。
これらの経験があるからこそ彼らが作る曲は嘘偽りない経験からくる想いが乗っかっていてそれを聴く一人ひとりに届くのだと思います。
SUPER BEAVERでまず聴いてほしい曲4選
人として
人の弱さや醜さに真正面から向き合った歌詞が特徴の曲です。
何か落ち込むこと嫌なことがあった時に聞くと「自分は完璧ではないから仕方ない。それも含めて自分自身」と受け入れることができ、最後には前向きになることができる曲だと思います。
私自身も自分の弱い部分が嫌いで自己肯定感が下がってしまった時にこの曲を聴いて、「人としてカッコよく生きていこう」と思うことができました。
今では迷った時、弱い自分が顔を見せた時に「それは人としてかっこいいのか」と自分に問うてみて、かっこいいと思える行動・選択をするように心がけています。
美しい日
幸せとは特別なものではなく普遍的なものですぐそばにある、そんなことに気づかせてくれる曲です。
幸せになるためには何かすごいことを成し遂げないといけないと頑張りすぎている人にこそ聴いてほしい曲で、幸せは掴むものではなく気づくもの、そう思えると思います。
誰かにとっては些細なことだったとしても自分自身にとってそれが幸せであればそれで良い、決して誰かと比べる必要なんてないんだよと歌っています。
忙しい現代社会だとつい見逃してしまいそうですが今当たり前だと思っていることも幸せなことなんだと改めて感じることができるようになる曲だと思います。
ひとりで生きていたならば
生きている中で感じる様々な感情も孤独ではないからこそ感じられるものなんだよと教えてくれる曲です。
生きてるといろんなことがあるけどそれらも一人で生きていないからこそ感じられるもので、嫌なこともそれがあるからこそ感じられる楽しさや嬉しさがあると生きることの素晴らしさ、楽しさを歌っています。
イライラしたり、悔しい想いをしたり、ネガティブなこともありますがそれらを経験できるからこそ予想を超えたハッピーなことにも出会えて、それらはやはり一人で生きていては感じられないもので必要なものなんだなと思えて、少し前向きな気持ちで生きられるようになるかもしれない、そんな曲です。
幸せのために生きているだけさ
人生の目的とは「幸せになるため」だと歌っている曲です。
なんのために生きているかわからなくなった人におすすめの曲かなと思います。
実際忙しなく生きていると自分が今何のために生きているのか、わからなくなることがあると思います。なんのために学校に行き、働いているのか。
生きる目的を見失って自暴自棄になってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが「自分を幸せにするために生きている」と思えると生きる活力も少しは湧いてきて人生も豊かになっていくのではと思います。
最後に
少しでも気になったら是非ライブに
いかがだったでしょうか。ただ見た目がチャラチャラしてるバンドではないことがわかっていただけたでしょうか。
Youtubeやサブスクで曲を聴くのも良いですがやはりSUPER BEAVERの魅力はライブに行って初めてわかるものだと思うので少しでも興味を持った方がいらっしゃればチケットを買ってライブに行ってみてください。
是非皆さんで道徳の授業を受けに行きましょう。