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一人映画は恥ずかしい?実は誰も気にしていない理由と楽しみ方

一人映画アイキャッチ

一人で映画を観に行きたいけど、「なんだか恥ずかしいな…」と感じていませんか?

映画館の暗闇の中で、一人で座っているのが周りの人にどう思われるか気になったり、

「友達がいないのかな?」なんて思われるんじゃないかと不安になる気持ち、

とてもよくわかります。

ただここできっぱり断言します。一人映画は全く恥ずかしくありません!

私も同じ悩みを持っていましたが

考え方を少し変えるだけで全く恥ずかしくなくなりました。

そんな実体験に基づいて「一人映画完全ガイド」をお届けします。

この記事でわかること
  • 一人映画が恥ずかしくない理由
  • 一人映画を心から楽しむコツ
  • 一人映画の感動を何倍にも深めるコツ
  • 一人映画をお得に楽しむコツ

この記事を読み終える頃には、一人映画への不安が消え去り、「さっそく行ってみよう!」とワクワクしているはずです。

1. 一人映画は恥ずかしくない

データで見る一人映画の実態

一人で映画館に行くのは、決して恥ずかしいことではありません。

そう感じるのは、周りの目が気になるからでしょう。

しかし、安心してください。データを見ると、多くの人が一人で映画を楽しんでいることがわかります。

LINEヤフー株式会社の2023年10月に日本全国の15歳~64歳の男女を対象として行なった映画館に関する調査では、「一人で映画館に行く」が一番多く、映画鑑賞者の38.3%がお一人様です。

この調査結果から分かる通り一人映画は特別なことでも、変わったことでもない、ごく当たり前の行動なのです。

心理的なハードルの下げ方

データで分かったとしても心理的にまだ少しハードルがありますよね。

そんな方はこう考えるのがおすすめです。

「映画館は暗い空間、誰も自分の顔は見ていないし、見えない」

むしろ一人で静かに映画の世界に没入したいと思っている人ばかりです。

だからこそ、周りの視線なんて全く気にしなくていいのです。

大事なのは「映画を観る」というあなたの目的に集中すること。

ポップコーンを一人で買うのが恥ずかしいと感じるかもしれませんが、

それすらも「大好きな作品を楽しむための儀式」だと考えてみましょう。

そうすれば、誰かと一緒でなくても、心から映画を堪能できるはずです。

2. 一人映画のきっかけ

自分の観たい気持ちを優先する

まだそれでも少しハードルが、、、と思っている方に私の一人映画に行くようになったきっかけをお話ししましょう。

私は趣味が特殊なのか、「見たい!」と思う映画が友達とあまり合いませんでした。

そのため、「これ見に行こうよ」と誘っても断られることが多くありました。

その度に映画館に見に行くことを諦め、Prime Videoなどで配信されるのを待って家で見ていました。

しかしある時どうしても「映画館で」見たい映画がありました。
それは実写版の「アラジン」です。

ディズニー映画でカップルで見に行く人が圧倒的に多いことは想像できたのですが劇中の「Friend Like Me」を映画館の音響でどうしても聴きたかったのです。

当時見に行ってくれる恋人もいなかったのですが勇気を振り絞ってチケットを予約して観に行きました。

席は予想通りカップル同士の間。

座る時、ドリンクをホルダーに置くとき若干の気まずさを感じましたが映画が始まってしまえば何も気になりませんでした。

自分の好きな映画と音楽を映画館の音響で楽しめてめちゃくちゃ満足した気持ちで帰ったのを覚えています。

以来、私は基本的に映画は一人で行くようになりました。

3. 一人映画の魅力

魅力1:自分のペースで楽しめる

一人で映画を観に行くことの最大の魅力は、すべてを自分のペースで決められる自由さにあります。

友達や恋人と予定が合わなかったり、観たい映画の好みが違ったりして、結局諦めてしまった経験はありませんか?

一人なら、そんな心配は一切不要です。

観たい作品を、観たい上映時間に、そして座りたい席を自由に選ぶことができます。

誰かのペースに合わせる必要がない、自分だけの贅沢な時間です。

魅力2:五感が研ぎ澄まされる

一人で映画を観ると、五感が研ぎ澄まされ、作品への没入度が格段に高まります。

隣に座る人の反応を気にしたり、上映中にささやき合ったりすることもありません。

映画館の優れた音響や大画面といった環境を最大限に活かし、作品が持つ映像、音、そして物語の世界観に深く集中することができます。

映画の細部までじっくりと味わい、主人公の感情や背景にあるテーマを深く考えることができるのです。

魅力3:新たな発見がある

一人で映画を観ることは、自分の世界を広げるチャンスです。

誰かと一緒だと選びにくい、コアな作品やドキュメンタリーにも気軽に挑戦できます。

たとえば、友達と行くなら話題作を選びがちですが、一人なら興味があったけど見送っていた作品にも手が出しやすくなります。

一人だからこそ、新たなジャンルや監督に出会うきっかけが生まれ、自分の視野が広がります。

魅力4:自分だけの贅沢な時間

一人映画は、自分を大切にする一つの行為です。

仕事に追われる日常から離れ、自分のためだけに時間を使うこと。

それは、心を休め、自分を労わる素晴らしい時間です。

映画を観るという行為が、他者と共有するものではなく、自分自身と向き合うための豊かな時間になります。

一人映画は、あなたの心を充電し、明日への活力を与えてくれるでしょう。


4. 一人映画のコツ

座席選び

座席は好みが分かれるところですが、通路側の端の席がおすすめです。

片側しか人が座らないので他人の目はそれほど気にならないです。

私のようにカップルに挟まれるということもありません。笑

あと、私が実際に座ったことがあるのは最後列の席ですね。

後ろに人がいないのでここも他人の目があまり気にならないので初めて一人映画にする人には良いかもしれません。

逆におすすめしないのはやはり中央の席ですね。

両サイドに人が座りますし、前後にも人がいるので慣れていない人は気まずさを感じるかもしれません。

ただ「映画を見る」という意味では中央の席がやはり一番見え方も音響も良いです。

これは上級者向けなので慣れたら中央で一人でも自信満々に座って映画を堪能しましょう!

時間帯選び

時間帯については一番は平日の昼間ですね。

会社員の場合は基本的に厳しいと思うのでお休みをとって行くのがおすすめです。

もし土日で行く場合は朝やレイトショーが良いのかなぁと思います。

私は土日はお昼頃か夕方の時間帯にしか行ったことないのですがどちらもそこそこ人は多かったです。

土日なので当然ですね。

自分がみたい映画の上映時間との都合もあるのでなかなか調整しづらいところではあります。

ただ平日に行くと割と空いている可能性は高いと思われます。

チケット購入

チケットはオンラインで事前購入一択ですね。

というか私はオンラインでしか買ったことありません。笑

当日映画館で買うこともできると思うのですがみたい時間の座席が空いていない可能性もあります。

これは一人映画に限らず、誰かと行く場合もオンラインで買うのが良いかなと思います。

また一人映画固有の問題としては役割分担ができないことです。

チケット買っている間に食べ物を買っておいてもらうということができません。

そのため2回列に並ぶことになり想像以上に時間がかかります。

映画開始時間ギリギリまで食べ物を買おうとする人は案外多いです。

そのためできるだけ時短できるオンライン購入がおすすめです。


5. 一人映画の楽しみ方

ポップコーンは我慢しない

「一人でポップコーン食べるのも・・・」と思うかもしれません。

でも一人で映画館で映画を見るのであれば我慢は禁物です。

一人映画の素晴らしさは「自分で全て好きなようにできること」です。

好きなドリンクを頼むも良し、普段食べないものに挑戦するも良し。

堂々と買って一人映画を楽しみましょう。

メモの活用

心に残ったセリフやシーンをスマホのメモ機能に書き留めるのもありです。

後から見返すのも良いですし、それをSNSで発信するのも良し。

自分の心の中だけに収めるのではなく外に出してみると新たな発見があるかもしれません。


6. 一人映画をお得に楽しむ方法

TOHOシネマズの場合

私がよく行くTOHOシネマズであれば以下の5つの方法でお得に楽しむことが可能です。

  • レイトショー:毎日20時以降は1,500円で鑑賞可能!
  • TOHOウェンズデイ:毎週水曜日は誰でも1,300円で鑑賞可能!
  • ファーストデイ:毎月1日は1,300円で鑑賞可能!(映画の日:12月1日は1,000円)
  • スタンプラリー:シネマイレージ会員になれば映画を有料で6本観れば、1本無料!
  • シネマイレージ®デイ:毎週火曜日は1,300円で鑑賞可能!

私もシネマイレージに会員登録しておりますがマイルも貯まるので結構お得です。

入会金は初年度500円かかりますが映画好きな人は余裕でペイできます。
(更新料は300円/年)


7. 一人映画の後、感動をさらに深める過ごし方

映画を見てすぐに帰宅では味気ないですよね。

そう思った私が実際に試した感動をさらに深める鑑賞後の過ごし方をご紹介します。

STEP1:映画の余韻を味わいながらエンドロールを見る

「映画はエンドロールまでが本編です。」

余韻を噛み締めながらエンドロールを見ましょう。

エンドロールを見ながら毎回思うのですがどんな映画も本当にたくさんの人が関わってできているんですよね。

考えてみれば当たり前なのですがより実感することができます。

加えてあの人も出てたんだ!という発見があったり、エンドロール後におまけ映像があったりもするので最後まで見ることをお勧めします。

STEP2:映画の舞台を追体験する

次に可能であれば映画の舞台となった場所に訪れてみるのも良いと思います。

いわゆる「聖地巡礼」ですね。

ロケ地に行けなくても関連する施設などに行けるのであれば行ってみるとより楽しめると思います。

STEP3:映画の世界を深掘りする

最後に原作の本があるのであればそれを実際に買って読んでみたりするのもありだと思います。

映画とはまた少し違うストーリーだったりするのであらすじをわかった状態でも楽しんで読むことができます。

私も実際にハリーポッターは映画も本も全部読みました。

映画を見てから本を読む方が情景が頭に浮かびやすいので良いかもしれません。

まとめ:一人映画から始まる、新しい自分

いかがでしたでしょうか?

「一人映画」は、ただスクリーンを眺める時間ではなく、自分と向き合い、心を解放するための大切なひとときです。

最初は少し勇気がいるかもしれませんが、その一歩が新しい自分との出会いにつながります。

周りを気にせず、自分のペースで映画を楽しむ時間は、気づけば心を軽くし、明日への活力をくれるもの。

もしまだ迷っているなら、このガイドをきっかけにぜひ挑戦してみてください。

一人映画から始まる新しい趣味や体験が、あなたの日常をより豊かに彩ってくれるはずです。