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「休日がつまらない…」と感じる30代へ|その理由と抜け出すヒント

「休日がつまらない」「何をしていいかわからない」――
そんなふうに感じたことはありませんか?

仕事が休みのはずなのに、なんとなく時間を持て余してしまう。
SNSを眺めては、他人の充実した休日と自分を比べて落ち込む。
本当はリフレッシュしたいのに、気づけばダラダラして終わってしまう……。

実は、こうした悩みを抱えている30代会社員は少なくありません。
「仕事もそこそこ忙しいし、休みはうれしいはず。でも楽しめない」──
それには、いくつかの理由と“抜け出すヒント”が存在します。

このブログでは、そんなあなたのために
**【全6STEPで“休日を楽しむ力”を育てる方法】**をお届けしています。

本記事はそのSTEP1。
まずは、「なぜ休日がつまらないのか?」という根本の理由を一緒に整理し、
あなたに合った“休日の楽しみ方”を見つける第一歩を踏み出しましょう。

このシリーズは全6STEPです

「休日がつまらない」と感じる原因は、人によってさまざま。
そこでこのシリーズでは、“休日を楽しむ力”を育てる6つのステップに分けて、段階的にヒントやアイデアをお届けしていきます。

無理に趣味を見つけるのではなく、あなた自身のペースで「楽しい休日」をつくっていくためのロードマップです。

STEP1:現状把握(この記事)

まずは、「なぜ休日がつまらないのか?」を整理して、自分の今の状態を客観的に見つめ直します。

STEP2:自分の“好き”を棚卸し【公開予定】

過去の経験や日常の小さな好きを掘り下げて、「自分が本当にやってみたいこと」のヒントを見つけます。

STEP3:小さく試す【公開予定】

見つけた“気になること”を、いきなり本格的に始めるのではなく、低コスト・短時間で試してみるステップです。

STEP4:行動してみる【公開予定】

実際にやってみた体験談や、おすすめのリフレッシュ方法を紹介。
「やってみたら案外よかった」を積み重ねていきます。

STEP5:習慣化する【公開予定】

せっかく見つけた楽しいことも、続かなければ意味がない。
習慣に落とし込むための工夫やコツを紹介します。

STEP6:他人の休日から学ぶ【公開予定】

他の30代会社員はどんなふうに休日を楽しんでいるのか?
リアルな事例を参考にしながら、自分の休日の過ごし方に活かしていきます。

各STEPの記事は順次公開していきますので、ブックマークやフォローしてお待ちいただけるとうれしいです!

次回のSTEP2では、「やりたいことがない…」から抜け出すヒントをお届けします。お楽しみに!

「休日がつまらない」と感じる理由とは?

「せっかくの休日なのに、なんだかつまらない」
そんなモヤモヤを感じるのは、あなたの意志が弱いわけでも、怠けているからでもありません。
実は、“構造的な理由”があるんです。

ここでは、多くの30代会社員が感じている「休日のつまらなさ」の原因を整理してみましょう。

達成感・充実感がない

仕事には納期や目標があり、やりがいがあろうとなかろうと「終わらせなければならない」というプレッシャーがあります。
その結果、ある種の“達成感”や“充実感”を得られやすい構造になっています。

一方、休日にはタスクもノルマもありません。
だからこそ「今日は何もしてないな…」「自分ってダメかも」と、漠然とした虚無感に襲われてしまうのです。

自由すぎて迷子になる

平日は“やること”が自動的に決まっていますが、休日は完全に自由。
この自由さが、実は多くの人にとって「迷子状態」を生みやすくします。

やらされ感がある仕事と違って、誰も指示してくれない休日は「何をすればいいのか分からない」「気づいたら一日終わってた…」ということが起きやすくなるのです。

選択肢が多すぎて、逆に何も選べない

Netflix、YouTube、SNS、本、趣味、外出、ショッピング…
現代は“娯楽の宝庫”ともいえる時代ですが、選択肢が多すぎることで人は「決められない」状態に陥りがちです。

「何かしなきゃ」と思いながらも、気づけばスマホをいじって時間が過ぎている。
これは“選択疲れ”や“行動の先送り”が起きているサインです。

時間だけが過ぎていく感覚

何となくNetflixを流し見し、SNSをスクロールし、気づけばもう夕方。
「休んではいるけど、何もしてない」という日が増えると、休日に対して“空虚感”や“罪悪感”すら覚えてしまいます。

この“なんとなく過ぎる休日”こそが、つまらなさの大きな原因です。

日常に“変化”や“刺激”が不足している

人間の脳は、変化や刺激に反応して活性化します。
平日は仕事で新しい課題や人との関わりがある一方、休日は刺激が乏しくなりがち。

同じ部屋で、同じようなスマホ操作や動画視聴だけを繰り返していると、脳が「退屈だ」と感じやすくなるのです。

今の休日の過ごし方を振り返ってみよう

「休日、何してたっけ?」
この質問にすぐ答えられない場合、休日が“なんとなく”過ぎているサインかもしれません。

まずは、自分の休日を客観的に見ることから始めてみましょう。
振り返ることで、「つまらなさ」の正体が少しずつ見えてきます。

平日と休日の「行動ログ」を比べてみる

日常の行動パターンを、平日と休日で並べて比較してみると、違いがはっきりしてきます。

たとえばこんな感じです:

曜日主な行動人との会話活動量メリハリ
平日通勤・仕事・昼休み同僚と会話あり移動多めスケジュールあり
休日家でスマホ・Netflixほぼ会話なし最低限気づけば夕方

このように並べると、「休日は刺激や変化が極端に少ない」「人との接点がない」など、気づけることがたくさんあります。

「休日に何をしたか思い出せない」問題

実は、休日が“退屈”に感じる人ほど、
「何をしていたか覚えていない」「特に印象に残ることがない」
という傾向があります。

それは、ただ“ダラダラしていた”からというより、記憶に残るような行動や感情の動きがなかったことが原因かもしれません。

自分の休日を“見える化”する簡単な方法

「なんとなく」過ごす休日から抜け出すには、まずは自分の休日を見える化するのがおすすめです。
難しいことはしなくてOK。以下のような方法を取り入れてみましょう。

◆ 1週間の「休日メモ」をつけてみよう

以下のようなフォーマットで、スマホのメモ帳やノートに記録するだけでOKです。

●日付:〇月〇日(日)
・起床時間:
・やったこと(箇条書きでOK):
 - 〇〇を観た
 - スーパーに行った
・感情のメモ:楽しかった/微妙だった/退屈だった etc.
・人との会話:あった/なかった

この記録を数日~1週間つけるだけで、「何もしていないと思っていたけど、実は◯◯してた」と気づけたり、「会話がゼロの日が多いな…」といった小さな発見があります。

休日が楽しくないと、何が起こる?

「まあ、休日がつまらなくても仕方ないか」
そう思って放置していると、じわじわと心と人生に悪影響が出てくるかもしれません。

ここでは、休日が楽しくない状態が続いたときに起こりがちな変化を3つご紹介します。

メンタルが回復しないまま平日が始まる

本来、休日は「心と体を回復させる時間」。
ですが、楽しくない・リフレッシュできない休日を過ごすと、疲れが取れないまま新しい週が始まってしまいます

結果として…

  • 月曜の朝からすでにしんどい
  • 頭がぼんやりして仕事に集中できない
  • やる気が出ない・気分が落ち込む

といった状態に。
“休んだはずなのに疲れてる”という悪循環に陥りやすくなります。

自己肯定感の低下/孤独感の増加

「何もしていない」「誰とも話していない」休日が続くと、知らず知らずのうちに自分を否定する思考が強まってきます。

  • 休日を無駄にしてしまった…
  • 自分ってダメかも
  • みんなはもっと充実してるのに…

SNSなどで他人の楽しそうな週末を目にすると、孤独感や劣等感も増幅。
放置していると、自己肯定感が下がり、やる気の低下・ストレス増加にもつながります。

人生の満足度が下がるリスク

人は「日常の満足度」=「日々の小さな経験の積み重ね」で幸福感を感じます。
休日という貴重な“自由時間”がつまらないと、人生そのものがつまらないと感じやすくなるのです。

特に30代以降は、仕事・家庭・人間関係などで“自由な時間”がどんどん減っていきます。
だからこそ、休日に小さくても楽しい経験を積み重ねることが、人生の充実感を高める大きな鍵になります。

休日を変えるには“自分の棚卸し”がカギ【STEP2へ】

「休日がつまらない」と感じる理由を整理できたら、次にやるべきは――
“自分の好き”を見つけることです。

平日は仕事やタスクに追われがちで、「自分が何を楽しいと感じるのか」について、じっくり考える機会は意外と少ないもの。
でも、自分の“好き”を知らずに、楽しい休日を過ごすのは難しいですよね。

そこで次回のSTEP2では、
自分の内側を見つめ直し、“やりたいこと”を見つけるための3つのワークをご紹介します。

  • 「やりたいことがわからない」
  • 「興味が広すぎて整理できない」
  • 「結局いつもスマホ見て終わる…」

そんな悩みを持つ方にこそ試してほしい、シンプルで実践しやすい内容です。

👉【STEP2:やりたいことが見つからない人へ|“好き”を見つける3ステップワーク】(公開予定)

“自分”を理解することが、休日を楽しむ力の第一歩。
次回もお楽しみに!

まとめ

「休日がつまらない」と感じる理由は、あなただけの悩みではありません。
実は多くの30代会社員が同じように、“何をすればいいかわからない”迷子状態になっています。

その原因は、平日とのギャップや、行動パターンのマンネリ化。
まずは、自分の休日を見える化して振り返ることが、リフレッシュできる週末への第一歩です。

そして次回は、いよいよ【STEP2】。
自分の内側に眠っている“好きのタネ”を見つけるワークに取り組んでいきます。

「やりたいことが見つからない…」と感じている方ほど、きっと発見があるはずです!

👉【STEP2:やりたいことが見つからない人へ|“好き”を見つける3ステップワーク】(公開予定)

あなたの休日がちょっとずつ変わっていく。そのスタートラインは、ここからです。